こんにちは。
井関楽器札幌ショールームの永沼です。
秋も深まり、
いよいよ冬の気配を感じる今日この頃。
食欲も深まり…

芸術も深まり…

11月1日、井関楽器3Fスタジオにて
「弦楽器コンテスト」が開催されました!
ご参加いただきました皆様、
ありがとうございました!
道内のアマチュア弦楽器奏者を対象に
開催された当コンテストですが、
無伴奏ソロやピアノ伴奏とのアンサンブル、
デュオや弦楽四重奏まで、
幅広い曲目でご参加頂きました♪
昨今の情勢を鑑みて、
会場スペースの都合もあり
残念ながら非公開での審査でしたが、
私は審査会場でステマネを担当したので、
参加者皆様の演奏に耳を傾けることができました。
参加者は10代の高校生から、社会人、シルバー世代まで、
道内各地からお集まりいただきました!
このコンテストでは当日を迎える前に、
参加者の皆様に会場での無料練習時間をご用意していたので、
本番日前にお目にかかることができた方もいたのですが、
学校終わりや仕事帰りに練習にかけつけた方たち、
お仲間と楽しそうにリハーサルをされていた方、
ご家族といらっしゃった方など、
そんな風景を思い出しながら当日の演奏を聴いていると、
皆様が日々の生活の中で音楽を楽しまれていること、
音楽をとっても大切にされていることが伝わってきて、
胸が熱くなりました。
一組一組の個性あふれる熱演、
想いの込められた音楽が心の奥まで響き、
言葉にしなくても伝わる「音楽」って
素敵だなぁと思いました♪
結果発表の前には審査員の先生方よりご講評を頂きました。

審査員長の阿部博光先生(北海道教育大学名誉教授・HBCジュニアオーケストラ常任指揮者)からは、
音楽についての総合的な内容で全体講評を頂き、
岡部亜希子先生(札幌交響楽団ヴァイオリン奏者)、
武田芽衣先生(札幌交響楽団チェロ奏者)からは、
それぞれ演奏楽器の専門的な観点からコメントを頂きました。
阿部先生からは、「参加者全員に賞を贈りたい」という心温まるお言葉もあり、
3名の先生方から、今後の音楽との向き合い方、勉強の仕方を考えさせられる
大切なお話を聞かせて頂きました。
今回受賞した皆様に、
少しだけお話をお伺いしました♪
第1位を受賞されたのは、
島田陽二朗さん。
(審査員長の阿部先生のお計らいで、記念撮影のみマスクを外して行わせて頂きました)参加のきっかけは、
現在師事している先生からのお誘いだったそうです。
ご自身お気に入りの作品という
J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲を選曲され、
当日はご納得の演奏ができたそうで、
受賞の喜びを笑顔で聞かせてくださいました!

バッハの奥深い世界観を、
とても美しく表現されていたのが印象的でした。
続いては特別賞を受賞された、
メソッド・コンビ(玉井佑一良さん、渡辺咲さん)。

演奏曲はルクレールの2つのヴァイオリンのためのソナタ。
同じヴァイオリン教室に通っていた幼馴染というお二人、
息ぴったりの演奏をご披露くださいました!
まるで音楽で会話をしているかのような、
美しい音色の重なりでした。
同じく特別賞を受賞された
丹治重久さん。

本番までの最後の一ヵ月間、
特に一生懸命練習に励んでいらっしゃったそうで、
終わってほっとしたという丹治さん。
このような審査会への参加は初めてだったそうですが、
ステージでは堂々とした立ち振る舞いで、
イグデスマンのフラメンコ幻想曲を熱演くださいました!
受賞された皆様、
おめでとうございます!!
最後に…
ご参加くださった皆様へ、
まだまだ皆様のご様子を書き綴っていきたいところでは
ありますがブログではこの辺で…
またお会いできる日を楽しみにしております!
(参加賞のご利用もお待ちしております♪笑)
最後までお読み頂きありがとうございました!