こんにちは。
    井関楽器札幌ショールームの永沼です。

    2020年最後のブログなので、
    この一年を少し振り返ってみると…
    1月には連弾コンサート、
    連弾
    出演:三上絵里香さん(ピアノ)
    ⇒過去ブログで開催の模様をご紹介しています♪
    2月には「ピアノとオーボエ」
    関さん
    出演:関美矢子さん(オーボエ)

    残念ながら、
    2月以降しばらくイベントを行うことができませんでしたが、
    今年はたくさんのお客様、演奏家の方々、
    そして楽器との出会いがありました♪

    さみしい時間も多かったけれど、
    一時一時に重みのある一年だったのかなぁと
    個人的には振り返っています。
    演奏会はめっきり減りましたが、
    ひとつひとつの出演に今までにない
    重圧と緊張感、
    そして感謝と喜びを感じた年でした。

    皆様はどんな一年だったでしょうか??

    そして2021年はどんな年になるのだろう…!

    私は正直不安が9割ですが、
    希望と目標をしっかり持って、
    前を向いて過ごしていきたいです♪

    さてこの一年、
    今までと時間の使い方が変わったり、
    取り組む曲がガラッと変わったり、
    ピアノ練習内容を考える時間ができたり。

    普段、ひとつの作品の完成が優先となって
    おろそかになりがちな
    「基礎練習」
    についてもゆっくり考える時間ができました!

    年末年始もおうちでゆっくり基礎練習に取り組みたいなと思っているのですが、
    その一部をご紹介してみたいと思います。
    (基礎練習はそれぞれの手に合う合わないがありますので、
    手や体が痛くなったり違和感を感じた場合には無理して続けず、
    別のメニューをお試しください!)

    私のおすすめはやっぱり
    ハノン表紙
    ハノンピアノ教本。

    小さい頃、
    1ページずつ終わらせていくのがやっとでしたが、
    ある日先生に
    「大人は、ハノン1冊を全部通して弾くんだよ。転調もしてね。」
    と言われて衝撃を受けたのを今でも覚えています。
    極めればどこまでも極めることのできるハノン。

    ハノンを題材に、
    三が日にできるメニューを考えてみました♪
    (自分のためにも…ここに書けばやるはず…)

    一日目は、鍵盤と仲良くなる練習です♪
    冬は手が芯まで冷えてしまうので、
    急に激しく動かすのは手を痛めてしまう原因にもなり、
    ご法度です。
    まずはストレッチ感覚でゆっくりスタート!

    例えばハノン第1番。
    1番
    まずはゆっくり丁寧に弾きながら、
    しっかり鍵盤を下まで押せているかも要チェック。
    鍵盤
    強くたたきつけるのではなく、
    鍵盤の上に指をくっつけて、
    そこからゆっくりピアノを指圧マッサージするイメージです。
    (この表現は個人的イメージですが、良い塩梅でお願いします。)

    5本の指がそれぞれしっかり鍵盤を押せているかどうか、
    チェック&練習にはこちらもおすすめです♪
    コルトー
    指一本ずつチェックできます。
    こちらのコルトー練習曲集、
    進んでいくと地獄のような練習メニューがあります。
    気になる方はぜひチェックしてみてください。

    さて2日目。
    指のストレッチが終わったら、
    次は1本1本の指がしっかりお仕事をしているかチェック&筋トレ感覚で練習♪
    ハノン第1番の冒頭にもこのような記載があります。
    冒頭

    ご存じの通り、人間の各指は長さも太さも違うので
    基本的に同じ動きをしません。
    力加減も違うので、
    意識せずにピアノを弾くと指によって音色がでこぼこ
    してしまうことも…
    一本一本がしっかり独立してコントロールできるようになると、
    なめらかな演奏ができるようになります。

    各指がしっかり動いているか
    目でもチェックしてみてください。
    以外とさぼっている指がいるかも…!

    蓋を閉めて弾いてみたり、
    テーブルの上で弾いてみて、
    鍵盤蓋
    「トコトコ」
    という音が均一かどうか。
    指がサボっていないかの確認に
    良いかもしれません。

    また、リズム練習してみたり、
    リズム
    スタッカート練習が効果的かなと思います。
    その時、
    抜けている音がないか、
    飛び出ている音がないかも要チェックです。

    さらに指の独立を極めてみたい方には
    こんな練習曲集もおすすめです、
    ドホナーニ
    『ドホナーニ』
    こちらの練習第1番では、
    強く弾く必要はなく、
    ゆっくり、脱力して優しく鍵盤をタッチ。
    それぞれ指に全神経を集中して、
    弾いてみてください。
    最初はおそらく、
    手がムズムズします。笑

    さて、3日目。
    しっかり指が動くようになったら、
    次はレガート練習。

    レガートとは、
    イタリア語で「結ばれた」という意味を持ち、
    音楽用語で「なめらかに」という意味です。

    レガートを意識すると、
    曲の完成度もぐっと高まります。

    レガートをイメージ図で説明してみると…
    図
    まずは指を離すタイミングをチェック。
    前の音と途切れてないか、
    (指を早くはなし過ぎてないか、強く打鍵しすぎてないか、弱すぎないか)
    強い
    ※悪い例①
    前の音と重なりすぎてないか、(指が残ったままでなはいか)
    重なり
    ※悪い例②

    ふぅ…
    気をつけることがいっぱいで疲れます。
    最後に、
    三日間で練習してみたことを頭の片隅に置きながら、
    テンポを上げて通してみてください。
    きっと今までと違うハノンが聴こえてくるはずです!

    美しくハノンが弾けるようになれば、
    他の曲でも必ず応用できます♪

    今回のように一つの題材を切り取っても、
    勉強できることはたくさんあります!
    私もまだまだ研究中ですが、
    おすすめの練習方法を知っているという方、
    ぜひぜひ教えてください♪

    それでは良いお正月を!
    2020/12/28(月) 09:50 ピアノ PERMALINK COM(0)